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12月13日(火)に行われた裁判の第11回目レポートをお届けします。
今回、被告である豊洲町会からは「会長が佐伯氏から加藤氏へ交代した」との主張が出されました。会長が交代しても、町会側からの代理人として山岸純弁護士が変わらず出廷されていました。


前回の第10回目までに、原告被告双方の主張整理が終わり、裁判は大詰めを迎えています。

原告(桑原氏渡辺氏)からは、証人尋問請求として、原告のうち1名、佐伯氏、町会役員から2名の方々を申請されていました。一方、被告(豊洲町会)弁護代理人の山岸純弁護士からは、「佐伯氏は証人として申請するが、町会役員からは話を聞く必要がない」との主張が出されました。

これに対し原告からは、「今回の裁判の結果は、3,000人近くいる町会員にとって今後の町会運営の成り行きを左右する大事なポイントになるため、より真実に近い事実確認をするためにも、これまで町会長であった佐伯氏を監督する立場の町会役員の方々の話も聞く必要があるのではないか」と反論されていました。

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今回、町会長であった佐伯氏や会計監査、会計担当、等、任期満了前に退任された方々がいましたが、先の第2回臨時総会では、なぜ任期途中で辞めることになったのか、公的な説明が何もなされないままでした。特に町会長に関しては組織の責任者として、また、会計監査に関しては町会の資産状況を公正に監査するという重要な任務を担っている方として、説明責任を果たさず辞めてしまうことは、とても残念です。

次回12回目の口頭弁論では、証人尋問に関して、原告被告双方の主張が出そろう予定です。
今後、証人尋問で会長交代に関することやこれまでの総会運営に関すること等、さまざま事実を確認できることを願っています。

次回の裁判は

2023年2月7日(火)
午前10時30分 610号法廷です。

お時間と興味のある方、ぜひ傍聴にいらっしゃいませんか?
豊洲から有楽町線で「桜田門駅」5番出口から徒歩約3分です。

https://www.courts.go.jp/tokyo/about/syozai/tokyotisai/index.html