


豊洲町会では長年にわたって江東区の「災害協力隊」が組織され、町会員数に応じて区から助成金を受け取り活動してきました。「災害協力隊」は「自分たちのまちは自分たちで守る」という共助の精神に基づき、 地域住民が行政や関係機関と協力しながら地域の安全を図ることを目的とした自主防災組織です。
町会事務所が手狭なため、区から貸与されていた消防ポンプ他の防災資材を、区域内の豊洲4丁目都営アパート敷地内に置かせてもらっていましたが、地域の再開発に伴い都営アパートが移転されることになったため、都営アパート自治会から町会へ「敷地内の防災倉庫を他の場所に移動してほしい」と相談したそうです。
ところが、佐伯会長は「町会では管理できない」として、貸与されていた消防ポンプ他の防災資材を区に返還し、防災倉庫も撤去されてしまいました。
防災倉庫撤去の日に佐伯会長が立ち会う予定だったそうですが、結局立ち会ったのは都営アパート自治会の方のみで、町会からは会長も他の役員も誰一人立ち会いには来なかったそうです。
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返還された消防ポンプは規模の大きい地区など限られたところにし
町内には東京フロントコート、スターコート、プライ
『何かあったら消防車が来てくれるから大丈夫。』
佐伯会長はそう話していたそうです。
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発災時の初期消火は極めて重要で、消防車が来る前にやれることは地元でやっ
「自分たちでできることは自分たちで」という自主防災意識が甚だ希薄な、他力本願な言動・・・この先、町会の防災体制は大丈夫なのでしょうか?
皆さんはいかがお考えになりますか?
コメント
コメント一覧 (3)
東京の都心、新しい住宅地は、人口の流入で住民の絆は浅く、いざというときの防災対策とか訓練が住民間の意思疎通を図るうえでも重要なのですが、機材がないと始まりません。
これから首都圏直下型地震、千葉沖地震、南海トラフ地震、富士山噴火などが30年単位の周期的に来るという説もあり、自衛消防を丸腰に近くすることを住民の不安を高めるだけでしょう。
十分に想定された危機時にうまく対応するには、地域の防災力が発揮されるには日ごろのお付き合いも大事です。
toyosuchoukaiin
が
しました
例えば、祭りも地域の融合や意思疎通に資するイベントのひとつですが、残念ながら、現在は祭りが町会の問題の種になっています。
祭りという行事が資金的にも組織的にも(人的・権力的にも)、豊洲町会という住民組織の上に乗っかり、長期にわたり町会を揺さぶっているような感じがします。
こうした中、またしても自衛消防という住民の融和と団結のチャンスが、不協和音の中で機能不全に陥る懸念がでてきたということでしょうか?
防災活動を重視してきた町会執行部に対して真摯な対応や説明を求めます。
toyosuchoukaiin
が
しました
コンクリート製のマンションについては、耐火性はありますが、高層住宅における災害対処はそれなりの難しさがあり、日ごろの自治力が問われます。町会や自衛の防災組織がちゃんとしていないと、何かあったときに、都会のマンション集積地の弱さが丸裸になる懸念があります。神輿さえ担げていれば、「豊洲はいい街だね」なんて住民は誰も思いません。
toyosuchoukaiin
が
しました