今回の臨時総会で「敬老祝い金が1人2000円から『今年度に限り』3000円に増額」が承認されたとされています。

これは臨時総会の議題とされた『第1回臨時総会開催の再ご案内(2021年7月配布)』の第2号議案として提案されていたものでした。
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昨年の第70回定期総会では、会則改正についての説明や質疑応答が不足していたと裁判所から指摘されたことから、今回あらためて審議するために臨時総会を開いたわけです。

会則にも書かれてある「敬老祝い金」を2000円から3000円に変更するわけですから、裁判所の指摘に沿うためには、
 ①2000円版の会則と3000円に改正した会則を両方提示し、対比を説明する
 ②審議するための十分な質疑応答時間を設ける
この2点が必要でした。


しかし、今回の臨時総会では、7月配布の『第1回臨時総会開催の再ご案内』に2000円版の会則を提示したのみで、その会則の第何章第何条のどの部分を3000円に変更するのか、を説明する対比表は出されていませんでした。
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また、当日は9時15分に開始したものの、10時から次の団体が予定されているから、と敬老祝い金増額についての質疑応答はほとんどできませんでした。

このような、裁判所からの指摘に従っているとは到底言えない状態で、はたして「審議した」と言えるのでしょうか?

今年度の敬老祝い金に関する会計報告(何名に、いくら使われたのか)、定例幹事会でも臨時総会でも発表されておりません。この上いくらかかるのか、わからない状態で審議しろというのもいかがなものでしょうか?

皆さまはいかがお考えでしょうか?