総会決議無効確認等請求事件裁判レポート② (1)

9月7日(火)に第70回定期総会決議無効確認等請求事件の第2回の裁判を聞いてきましたので、レポートします。

第2回の裁判は、共同訴訟的補助参加人が全員出席し、傍聴席も会員の方が来てくれたこともあり、活発な雰囲気でした。

裁判長や左側の裁判官が裁判の資料を随分と読み込んでいてくれるらしく、私たちが被告(豊洲町会)の考えを聞いてみたいな・・・と思っていたことを、裁判長が熱心に問いだしてくれて、とても盛り上がったと思います。

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【会長・会計監査の選任権の矛盾の指摘】

裁判長は、「会長・会計監査は、会員による選挙で選ばれていたのが、新規定ではどうなっているのですか」と聞き、原告代理人の指摘を受けて、新規定では現会長や現役員会で選任するとなっている反面、新規定では、会員の総会でも会長の選任権・罷免権があるとされているので、「一見して矛盾している」と指摘し、被告(豊洲町会)に説明するよう求めていました。

 被告(豊洲町会)は、「新規定は多々矛盾がある。私が、第71回の定期総会で矛盾を直した」などと言っていました。

しかし、原告側から「まだ残ってますよ・・・」「総会での報告が承認に変わっただけで。」との指摘がありました。

確かに、総会にある権限が、会長の承認権なのか選任権なのかが不明で、結局、会長の選任権が、誰にあるのか、よく分からない規定になっています。

 
第71回の定期総会と言えば・・・・・、

総会資料にも間違いがたくさんあって、被告(豊洲町会)が警察を呼んでいたり、会場に入れず参加できない会員が大勢出ましたよね。

しかし、第71回の定期総会では、会場の中に入った人も「ここで質問はしないでください!」と言われましたよね。

会員の皆さん!仮に、会長の選任権が総会にあるということであれば・・・、
臨時総会や定期総会の場で、会員の私たちが修正動議を発案し、議案とは異なる別の会長候補者に立ってもらい、議決することも可能でしょう。
臨時総会を求めて、議案に会長の変更を入れてもらい、会長を罷免したり、選任したりすることもできるのでしょうね!

共同訴訟的補助参加人を通じて、この点を裁判所を通して被告(豊洲町会)に聞いてみましょうか!被告(豊洲町会)の説明が楽しみです☆。

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【桑原さん・渡辺さんの会計監査の罷免の根拠が不明だとの指摘】

裁判長は、「被告(豊洲町会)は、任期満了前に会計監査らを罷免したという主張になるのですよね。罷免した根拠はどんな認識ですか。」と問いだしました。

被告(豊洲町会)は、「選任権があるなら、罷免権もあるということです。」と答えたのには、驚きました。

 え、ちょっと待って、桑原さん・渡辺さんを選任したのは、選挙をした会員です。
現会長や役員会が選任したわけではない・・ですよね?
ということは、現会長や役員会は罷免できない、罷免は会員の選挙?

裁判長は「罷免の権限は会長にあるんですか。それとも役員会なのか。」と問うたのに対して、被告(豊洲町会)の代理人は、「それは即答しかねる。」と言いました。

裁判長は「新規定で罷免したということですよね。そこは被告(豊洲町会)はどうなんですか。法的根拠は?罷免の正当事由は?新規定が有効か無効か以前の問題とも思える。被告側で準備をしてください。」とさらに問いただし、また、原告側が渡辺さんの罷免が不明との指摘に対して「罷免の意思表示を渡辺さうんにしたのですか?罷免の権限者が誰か、いつ、どのようにしたのか被告は明らかにしてください。」とも問いただしていました。

簡単には解雇ができないという話と同じで、選挙で選ばれた会計監査を簡単に罷免するには、根拠や正当な理由があるなど限られるのかなと思いました。

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【選挙をするんですか!との指摘】

何と言っても、第2回の裁判のハイライトは、裁判長の被告の豊洲町会に対する選挙をするのかしないかという指摘でしょう!

裁判長が「裁判所とすれば、第70回定期総会が無効と認められたら、旧規定が復活するので、選挙をすることになるのは当たり前で、選挙してから会計監査がされるのは当然だと思う」「被告は、旧規定が生きていることになったら、選挙しないんですか。」と被告(豊洲町会)に問いただしました。

被告(豊洲町会)は「旧規定はですね~、第70回定期総会が有効に開催されて旧規定はなくなって・・」と言っている最中に、裁判長が遮って「違う!!」と大声で言い「被告(豊洲町会)は決議が無効になったら、選挙をされるのですかと聞いているのです。」と、被告(豊洲町会)に問いただしました。

裁判長の指摘がとても的を得ていて、胸が熱くなった瞬間でした。

また、被告(豊洲町会)は、旧規定の会長や会計監査についての会員の選挙権については、権利ではないと言って争っているのに対し、裁判長は、この点も「被告(豊洲町会)に聞くが、選挙権があるんじゃないの?旧規定が復活したら。有効に選挙権を行使させるのですか。」と被告(豊洲町会)に問いただしていました。

共同訴訟的補助参加人や傍聴席に座っていた会員も、選挙をしてもらいたいかという原告代理人の問いかけに、うんうんうなずき、重要であることを、裁判所にも分かってもらいたいと訴えました。

しかし、被告(豊洲町会)は、第70回定期総会が無効と確定したら選挙をするのかしないのか、会員に選挙権があると認めるのかどうか、裁判所で調書という書面で書き取って残すことを見るからに嫌がっており、今週の金曜日までに、被告(豊洲町会)が第70回定期総会が無効と確定したら選挙をするのかどうかを書面で答えると言いました。

被告(豊洲町会)の書面は、出てきたらこのブログでも公表しようと思います。

もし、被告(豊洲町会)の書面よく分からないことが書いてあれば、共同訴訟的補助参加人を通じて、裁判所を通し聞いてみることにします。

裁判が確定しても選挙をする気がないなら・・・、現会長やその意を受けた人以外の会長が立てないという新規定の仕組みを是が非でも維持しようとするのでしょうから、私たちも豊洲町会に留まるべきか考えなければなりません。

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【次回の裁判のお知らせ】

次回の裁判(第三回)は、

2021年10月26日(火)午前10時20分
東京地方裁判所 6階 610号法廷

です。

傍聴に来ると、色々なことが分かってきます。
裁判所に熱意を伝えることができます。うなずいて同意の意思を示すこともできます!
閉塞感のある現状が打開ができるのではないかと期待もできる反面、豊洲町会の対応も分かってきて、私たちか会員が今後どうするかの指標になります。

是非、皆さん、お越しください。
たくさんのご感想もお待ちしています☆