豊洲町会では例年9月の敬老の日にちなみ、対象者にお祝いの品物が送られています。
今年の申請に関して、以下の点で混乱がみられました。


①金額が定まっていなかった

慶弔費に関しては、第70回総会議案書第6号議案「豊洲町会会則及び豊洲町会選挙規定改正」で出された新会則案に敬老の日のお祝い2,000円(第39条(5))と明記されています。
ちなみに、この会則を1年経った現在、再承認を目的に開こうとしているのが「臨時総会」です

この金額を「3,000円」に増額提案します、と7月付の「第1回臨時総会開催の再ご案内」(以下、議案書再版)で急に言い出しました。

会則に明記されている金額を変更したい場合、総会に諮って会則変更の必要がありますが、議案書再版には会則変更の議題はなく、正式な手順をふんだものではありませんでした。
結局、「臨時総会を開く見込みが立たないので今回は2,000円のまま」となりましたが、役員会の意思だけで金額を上げ下げしようとするのはいかがなものでしょうか?


②申請・受取方法が周知されていなかった

今回、敬老祝いの件が町会員の方々にお知らせされたのは、上記の議案書再版でした。
この議案書再版が配られる直前には「臨時総会延期」が決まっており、はたしてやるのか?やらないのか?情報が錯綜する中、延期ならもう必要ないだろうと議案書再版を捨ててしまった方々もいたようです。

その議案書再版には「受け取りにお越しいただく場所は町会事務所ですが、マンションでご対応して頂いた場合はマンションへまとめてお渡しいたします」とありました。

例年、団地やマンション、商店街など、組織毎に申請者を取りまとめて、町会と連携をとりながら行っていましたが、今年は町会から各組織へ事前の連絡が何もなく、「基本、個人で町会事務所とやり取り」と受け取れる文面が出ていました。

ところが、8月付(掲示は8月後半)の「70歳以上の方々へ」と題する掲示板文書には、「受け取りは各マンションの理事会や商店街の幹事経由」と明記されてありました。

やはり各マンションや商店街への連絡は何もなく、掲示板が目に留まらなければ情報が届かないという状態です。申請締め切りが8月末日ということで、独自でお知らせチラシを作り申請者を纏めたマンションもありました。



③問い合わせ先の町会事務所が閉まっていて連絡がつかない
上記②にも出ていた「70歳以上の方々へ」文書の中に「申し込み用紙が無い方は、ご連絡ください」との文言と、最下段に町会事務所の電話番号が記載されています。

しかし、新型コロナウイルス非常事態宣言の解除予定である9月12日まで、町会事務所は閉鎖されており、電話しても繋がらず、連絡をとるすべがありません。

各マンション理事会や町会担当の方々から

◆個人ですでに町会事務所へ申請された方がいるかもしれないので、確認したいのだが、町会事務所に連絡とりようがなく、困っている
◆集めた申請書は個人情報でもあり、町会事務所が閉鎖されている間ずっとポストの中に投函されっぱなしは不安で、提出がためらわれる
◆いくら非常事態宣言中とはいえ、自分たちで問い合わせを呼びかけているのだから電話を転送するなりして応える姿勢をみせてほしい

などのご意見が寄せられています。